壮一好きすぎて変になりゅーっ☆

マイノリティーの拳 林壮一 読みました
『もう、タイソンにボクサーとしての未来は無い。でも引退したくてもできないだろう。借金を返済するためにできる唯一のことがボクシングだからね。もし、今後素晴らしい精神科医を得たとしても、「時すでに遅し」だな。ここまでボロボロになった状態から復調するのは、不可能だよ。哀しい。それ以外に言葉が無い』
『訴訟に踏み切った時のウィザースプーンの年齢は、29歳。キングに牙を剥いたことで大舞台からは遠ざかるが、世界ランキングから洩れ無い程度に白星をあげる。キングの息の掛かったマフィアに「示談しないのなら、息の根を止める」と凄まれながらも、権利を主張した。1992年、自身の敗北が色濃いことを察したキングは120万ドルの和解金を払うことを宣言し、裁判は終わりを告げる。が、自由とカネを手に入れたことで、ウィザースプーンはすっかり舞い上がってしまうのだ。遊蕩三昧の日々を送り、およそ一年間で全額を蕩尽する。』