秘められた波乱の半生

酒井法子 孤独なうさぎ 渡邊裕二 読みました 1200
『はるばる東京まで出てきて落選したわけだ。酒井も継母も、さぞかしガックリきたことだろう。頭にきて、自分を落とした審査員への恨み言をつぶやきたくもなると思う。だが、酒井も継母もそうではなかった。礼節を感じさせる振る舞いは、審査員たちの琴線に触れた。ただでさえオーディションで落とすのは惜しすぎる逸材だったので、なおさらだった。』