日中のはざまで

清朝の王女に生れて 愛新覚羅顕蒅 読みました 1200
『芳子姉は昭和の初めに「男装の麗人」として日本で脚光をあびており、服装はもとより言葉も完全に男言葉でした。私が呆れて「あんたは年に何度誕生祝をやるのか知れたものじゃないわ、何かと言えば誕生日だと皆からいろいろもらう下品な行いは止めた方がいいわよ」とやり返すと、彼女はよほど悔しかったのか、足で私を蹴りました。』