出藍の誉れはあるんだね

採用の超プロが教える できる人できない人 安田佳生
読みました
『成功するには「人一倍の努力」と「少しの才能」の両方が必要不可欠ということなのだ。
そういう意味で、エジソンの言葉をもう一度かみしめて欲しい。彼が言いたかったことは、「私の発明は、血のにじむような努力無しでは完成できなかった。簡単に天才などという言葉で片付けて欲しくは無い。ただし、才能がゼロでは、努力もムダになるだけだ。10%とは言わないが、1%ぐらいはなければ、発明はできない」ということではないだろうか』
『私は、仕事ができる人材の頭の良さを「素頭がいい」という言い方で表現している。これは生まれつきのものであって、良くなることは無い』
『人生の目標のバーの高さは、他人がその高さを変えてやることが出来ない。自分で設定したバーの高さは、自分で上げない以上、周りの誰も高くすることは出来ないのだ』
『では 「遣り甲斐」はどこにあるのかというと、それはその人がやる仕事の結果に、期待がかかっている時に生まれるのである』
『家柄がいいとか悪いとか、片親か両親がそろっているかとか、豊かか貧しいかということではない。親の性格や価値観が、そのまま子供の性格や価値観を映す鏡になっているということである。
 たとえば、採用した人が非常に無責任で自分勝手な人間だったという場合、例外なくその親も無責任で自分勝手だ。要するに、責任感の強い親から、無責任な子供は育たないということである。ところが面白いことに、逆は必ずしも真では無い。責任感が強い人の親が、必ずしも責任感が強いとは限らないのである。親の姿が、反面教師となったのであろうか。つまり、ダメな人間の親は間違いなくダメだが、いい人間の親がすべていい親とは限らないというコトである』