開国ぅ

新しい国家の開花 鳥飼靖 読みました
東インド隊司令長官となったペリーに、艦隊の指揮をとり日本へ向かうようにとの命令が下された時、ペリーは、日本国との交渉をうまく運ぶために、いろいろな努力をしています。たとえば、日本人の味覚を喜ばすために、フランス人の料理長を乗船させました。セレモニーに欠かすことの出来ない軍楽隊を訓練するために、イタリア人の音楽家を指揮者として採用しています。東洋では初めて行くペリーは、事情を知るために、日本と近海に行ったこのある捕鯨船の船長を訪ねて、海流や沿岸の地勢を知識を得たり、貿易商や科学者たちから話を聞き、日本に関する本を数多く集めたりしています。』