人を幸せにする職業

モデル失格 押切もえ 読みました
『卑屈にならずに済んだのは、いつも「私には守るものなんて無い。だめでもともと」という気持ちがあったからでした』
『出会いにはすべて意味があり、縁で引き寄せられている。だから故意に止めたり、拒否しなくても大丈夫。そんなふうに捉えられるようになってから、より良い出会いに恵まれるようになった』
『自分のコンプレックスと向き合うのって、最初はけっこうしんどいもの。でもきちんと向き合ってみると、欠点だと思っていたものが自分の個性だったりするんです』
『才能や環境は、私達には選べません。でも、チャンスだけは、誰にでも平等にやってきます。大切なのは、突然目の前にやってきたチャンスに対して臆せず飛び込めるように、いつでも気持ちを臨戦態勢にしておくことです』
『卑屈になっていいことなど、ひとつもありません。魅力ある人の周りに魅力ある人が集まるように、多少コンプレックスがあったとしても、克服するまでそれを否定するのではなく、その部分をも好きになってあげる。良くなったら、もっと好きになる。そんな幸せのスパイラルのクセをつけるようにすることが大切です』
『前は、たとえば、「地震や災害が起こったとき、お医者さん看護婦さんならすぐに助けに行けるのに、私の職業はいったい何の役に立つんだろう」なんて、マネージャーと半ば冗談、半ば本気で話し合ったことさえありました。でも、「もえちゃんの姿に元気づけられました」というお手紙をいただくたびに、私がやっていることに意味はあるのだと嬉しくなります』