なるほどなっとく

作詞本 遠藤幸三 読みました
1 自分が見たものを正直に書いた言葉
2 新しい言葉ではなく、歌詞としての登場回数の少ない言葉
3 意外性のある言葉をひとつプラスする
4 必要のない言葉をマイナスしていく
スタンダード曲は最初の15秒で勝負している
スタンダード曲は最後から読んでも分るように書かれている
スタンダード曲にゲセワなウケ狙いはない
スタンダード曲には聞き手が自分を主人公に出来るアバウトな力強さがある
『素直に人の意見を自分の中に取り込んでいくことによって、自分の書ける作品の枠を広げただけでなく、その人の得意とするタイプのものにも、より磨きがかかり、チャンスの幅も広げていきました。そして自分では得意でないと思っていた部分から最初のチャンスをものにし、ゆくゆくは本当に自分が書きたい世界へと登りつめて行った人も数多くいました。』
『ディスコ(と呼ばれていた)で外国曲のダンス音楽で踊り、その流れでカラオケに繰り出した当時の若者達、そこでフと思う。ダンスビートのカラオケはあるものの、それは外国曲、英語でうたわなければならないし、それはイマイチ無理がある。しかしカラオケに入っている日本語の曲と言ったら、ダンスビートのモノは無いし・・・。そこで、それなら若者に流行っているふたつを組み合わせたらいい、と気付いたのが小室哲哉さん。』
『必要以上に多くの主語が書かれているフレーズは、どこか幼稚な印象を与えてしまいます。しかし、それを逆手にとり、主語を多用することで主人公の少年ぽさ、純粋さを匂わせていくというテクニックもあります。これが得にうまいのが小田和正さん。』