国債は詐欺システム 土地資本主義は詐欺 財政は実質的に破綻

負け組みスパイラルの研究 立木信 読みました
『私たち中年男性を襲う「5大不良債権」とは何か?
これといった能力も稼ぎもない専業主婦(日本酷妻)、その妻が産み落としたハイコスト、ローリターンとなった子供達、クズ土地に建つ住宅の債務、資産はないのにピンピンしており、将来は介護リスクだけがある親。そして最後に、最大の難物であるのが、能力のない私本人そのものだ。』
『高い造成費や税金の減免措置を考慮に入れると、工業団地の地価を事実上、マイナスにしても企業は見向きもしないはずだ。なぜなら、そんな工業団地に進出するより、中国をはじめアジアに出て行って操業した方が、安上がりで儲かるからだ。人件費から物流費、税金まで日本の方がずっと高いので、たとえ初期投資を日本で安く出来ても、その後の必要経費を考えると、結局、海外の方が有利となる。結果として全国各地の工業団地の地価はマイナスの価値しか無いという惨状である』
企業価値時価総額で評価しても、その額では売れば市場が飽和して値が下がってしまう。現在の株価は少ない株数の取引を通じて出てきたもので、持ち合い時代に比べれば「玉」は増えたとはいえ、時価主義も万能ではない。軽量株の動きがちょっとしたネタで激しくなるように「時価」もその時代のムードなどバブル的な市場感情を織り込んでしまう。もちろん、それは土地も同じだ』
『俗にいう旧大蔵省の「昭和の3大バカ査定」は「戦艦大和」と「本四架橋」「青函トンネル」の建設だったことを思い出して欲しい。当たり前の法則ではあるが、ツケを背負わされるのは、いつだって国民なのだ』
『この国の自由経済には、規制緩和deregulationや金融ビッグバンのかけ声とは裏腹に、イエローカードが出ている。それに気付いた「勝ち組」の個人マネー
brilliant individual moneyはすでに海外に逃げ出し始めている。国と高圧制作とのイタチごっこが始まろうとしているが、バカを見るのは状況を把握できない「負け組」だけである。』
『ディスコを全国につくるバカはいないが、工業団地は全国に有り余るほどつくられている』