「商品」「サービス」「会社」「あなた」にいま必要な差別化戦略

価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ 川上徹也 読みました
『大ヒットと呼ばれるブームは必ずと言っていいほど一過性のものです』
『特に身の丈に合わず大ヒットしてしまったものは、ひずみを生じているものの方が多い。長期に渡って生き残るという観点から見れば、大ヒットはむしろ危険だとさえ言えます』
『本来は商品力があるのに、それを上手くアピールできてないという理由で、埋もれてしまっている。そんな商品自身が持っているポテンシャルを、うまく引き出してあげるのがストーリーの本来の役割です』
『効率がいいということは無駄がないということ。でも無駄がないということは、伸びしろがないとも言えます』
『「どうやったら儲かるのですか?」という質問には「儲けようと思わないことが儲かること」と答えているそうです』
『「お客様第一主義」とミッションや経営理念に書いてある会社やお店は、かなりヤバイです』
『今の時代、何でもできますは何もできないと同じです』
『競争相手のいないブルーオーシャンかと思ったら、意外にも血みどろの競争がくりひろげられているレッドオーシャンだったということもあります。ただし、ブルーオーシャンであれば成功し、レッドオーシャンであれば失敗するといった単純なものでもありません。ブルーオーシャンには競争相手もいない代わりに、お客さんも誰もいない、という可能性もあります』
『絞り込むのは勇気がいることです。しかし絞り込むことによって「他社と差別化できる」「専門家として敬意をしめしてもらえる」「価値のわかるお客さんが来てくれる」「自分の得意分野に焦点をあてることが出来る」などのメリットを得ることができます』
『自分たちにとってマイナスだとしか思っていなかったことが、他から見たらとても価値があるものだということは多々あります』
『そこから商売に繋げようという意図をできるだけ見せない方がうまく行く確率が高いです』
『売ろう売ろうとしすぎていませんか?あえて売らない手法を考えてみましょう』
『社長がメディアに露出することや、出版することなどで、ブランディングし、結果として会社自身の業績が上がることはよくあります』