病みの先には、光はあるの? 2009年ニッポン、病める10代の声を集め

病み本 10代編  アフターダーク委員会 読みました
『だって、悩んだ分だけ、ほかの、そこまで悩んでない人よりも、絶対大きい人になれるって思うから。だから何も悪いことじゃない。もうどんどん悩んだ方がいいと思う。どんどん悩んで、悩んで悩んで、そうやって出会ったものとか、聴く音楽とか、観る映画とか、本とか、そういうのが後々になってすごい大きい気がするし、その後の出会いも大事にして欲しい。病まなかったら出会えないものや感じれない気持ちって本当にたくさんあると思うから』
『何かを溜めるよりかは言ったほうが良いんだと思いますね。今の子って。結構溜め込んでネットで発散したりとか・・・やっぱ顔が見えないと何でも言えるから。それで思い余って自分を傷つける子とかいると思うんですけど、人と人って目と目を合わせて会話するとか。そういうので全然違うと思うので。対面の力ってあるのかなと』
『・・・私、あんまり過去の自分にアドバイスしたいって思わないんですよね。たぶんそのときの自分の気持ちはそのときの自分にしかわからないし。そのときの自分にとってはベストな選択を絶対してきたと思うので。今そのときの自分じゃない私がなんとか言っても、絶対わからない・・・だから常に過去で選んできた自分の選択はベストだと思ってるんですよね』