早期退職優遇措置に応募した瞬間から始まった怒涛の日々

リストラなう 綿貫智人 読みました
『だいたい、ゲタを履かせる印税部数って、作家のためというより、出版社の体面のために実施するもんなんですけどね。出版社として「部数は出なくとも是非おつきあいしてほしい作家」をつなぎ止めるため、そして出版社として「この作家を寄稿陣として抱えておきたい」という願望から生まれたもので、いわば販促コストですよ。』
『全国の主要図書館が購入してくれれば採算が取れるというような「図書館で読まれるために書かれる」ような1000部程度の印刷えの出版物も世の中には在るわけです。戦後最初の国会図書館服官庁中井正一が、確か、全国の図書館を組織化することで「良書を1000部購入する」力が生まれ、その力が良書の出版を助けるといったことを書いています。』