いかに私はダメ男を渡り歩いてきたか?これ読んで、学んどけ(涙)。

だめんずうぉ〜か〜1 倉田真由美 読みました
『殴る蹴るなどの身体的暴力、望まないセックスを強要するなどの性的暴力、言葉で追いつめるというような精神的暴力、親兄弟や友人との付き合いを禁止するなどの社会的暴力、生活費を渡さないとか働かせないなどの経済的な暴力などDVも5つに分類できる』
『女性を大切にしていとおしむ開放期、言葉が荒くなり軽く殴打などをする緊張形成期、怒りのコントロールができなくなり、外傷を負わせるような暴力を振るう爆発期。爆発期を過ぎ、怒りがいったん収まると、暴力男は相手に謝り、もう二度と暴力は振るわないと言う。そして振り出しの開放期に戻るわけだ。しかし、この悪循環はすぐに繰り返されていく』
『社会的地位があり、一見優しそうに見えるエリートが、実はひどい暴力男だったりするのはよくある話。事実、医者や弁護士、裁判官や警察官など、勝ち組の男性ほど家庭では奥さんをボコボコにしていたりするのだ』
『意識的にせよ無意識的にせよ「男尊女卑」「男は男らしく」など社会独特の男女観、恋愛の対象として「強い男」「多少強引でも男らしい男」を求める恋愛観などが、DVに寛容な土壌を与えているわけだ』
『DVモードの男本人には、暴力をやめる理由もメリットもないので、そもそも自然にやむことを期待するのは無理な話』
『暴力男から逃げることは大切なこと。離婚はみっともない、などと考えないでほしい。DVを受けていると判断量が低下し、将来に期待などできなくなる。無力感に襲われ、目の前の暴力から逃げるという発想すら持てないかもしれない。でも我に返って、自分の将来の人生を考え、思いを定めてほしい』
『現実的には暴力男のほうが社会的にも経済的にも有利なことが多いため、対等な話し合いはまず望めない』
『DVが改善され、夫婦仲が元に戻ったというハッピーエンドのカップルはあまり聞かないし、暴力に耐え切れず自殺するなど、悲惨なケースのほうが目につく』